次のような症状でお悩みの方へ
例えば、「C」の場合、相手に直接返信して、リストから自分のメールアドレスを削除するように頼んだりするのは得策ではありません。本当に削除してくれたかどうかは、相手が再びスパムメールを送ってくる段階にならない限り分らないからです。また、かえって、相手に自分のアドレスが有効であることを知らしめることになり、危険です。 また、「D」の場合、一旦ダウンロードしてしまえば、嫌でも差出人に書かれた名前は見てしまうでしょう。そこで、Outlook Expressをお使いの方なら、受信トレイアシスタントを活用するのが一番の得策です。 やり方は簡単です。ツールバーにある「ツール」をクリックして今度は「受信トレイアシスタント」を選択します。次に「追加」をクリックして、条件を設定します。まず、【差出人】に差出人の名前もしくはメールアドレスを記します。そして、下の欄にある「サーバーから削除」を選択して、「OK」タブをクリックすれば設定完了です。 まぐまぐのメールマガジンの場合は、【差出人】の欄に「mag2」とやると、まぐまぐから配信されているメールマガジン全てがダウンロードされなくなるので注意です。この場合は、【差出人】を指定するのではなく、【件名】を指定すると、件名の出だしは毎回同じメールマガジンが多いので、うまくいきます。もし、毎回、変えてしまっているメールマガジンでも、まぐまぐの配送のものであればほぼ確実に解除する方法があります。（「B」の症状でお悩みの方、対象のメルマガがまぐまぐのものであるなら、これをお試し下さい。） 「Outlook Express」の場合なら、解除したいメールマガジンを選択した上で、右クリックで「プロパティー」を選択します。そうすると「全般」と「詳細」と書かれたタブが二つあると思います。詳細の方を選択すると、何やら呪文のようなものが出ますが、「X-Mag2Id: 0000010060」とか書かれているものがあると思います。これは、各メールマガジンに割り振られた固有のID番号です。まぐまぐのトップサイト（http://www.mag2.com/）でこのID番号を検索窓に入力し、検索すれば、解除したいメールマガジンだけが選択されているはずです。そこで、登録したメールアドレスを入力して解除して下さい。 この「登録したメールアドレスで」というのが特徴で、メールマガジンを解除したいのに解除できないというトラブルのうち、かなりの割合で購読者側のミスも含まれているようです。つまり、防犯対策を兼ねて転送アドレスを複数持つのは良いのですが、どのアドレスで登録したかを記憶していないために起こります。自分がどのアドレスで登録したかは、先述のメールのプロパティーの詳細を見れば分ります。「To: info@kaiteki-net.com」とか書いてあると思います。 スパムメール対策は現在の急速に普及するインターネット社会にあって、重大課題の一つになってきています。時間があれば、快適Net.comがまとめた対策を読まれることをお勧めします。また、この際、転送アドレスの重要性を知ってもらえれば幸いです。転送アドレスについても快適Net.comではまとめてありますので、是非、読んでみて下さい。 今回のアンケート調査が、メールマガジン発行者と購読者の関係がより信頼に基づいたものになり、ひいては健全で快適なインターネット環境作りにつながれば幸いです。 |