PHPで構築されたWEBサイトをExeファイルにできるPHPExe

ZZEE PHPExeはPHP、HTML、JavaScript、FlashなどをWindowsのGUIプログラム(Exe)にできます。C#やVBの知識は不要です。PHPとJavaScriptしか知らない人でもWindowsアプリを作成できます。

exeファイルの中で、WEBサーバ(127.0.0.1)が動作しています。PHPもこのWEBサーバ内で動作しますが、のバージョンは2014年10月1日現在、5.2.5です。既存のApacheやIISとはコンフリクトしたりはしないPHPExe独自のWEBサーバです。外部からはアクセスできないWEBサーバになります。

(約1万600円)      

まず、exeファイルの元になるソースファイルが入ったフォルダーをまず指定します。このフォルダーの中のindex.htmlやindex.phpが、exeファイル起動後、最初に表示されるページになります。(最初に表示されるファイルのファイル名は別の画面で指定できます。)

exeファイルやdllファイルの出力先フォルダーを指定します。exeファイル及びdllファイルで計6個ぐらいのファイルが出力されます。

PHPExeの内部では、ウェブサーバ(127.0.0.1)が動作していますが、エイリアスを指定できます。たとえばソースの中でサーバ名をハードコードしている場合にも、書き換えが不要となり、楽です。

exeファイル起動後、最初に表示されるファイルのファイル名は指定できます。

php.iniの設定はこの画面で編集できます。この編集画面は正直使いにくいです。Ctrl+Aで全選択後、Ctrl+Cでコピーして、秀丸エディタなどに貼り付けてから、編集した方が良いです。 一般的な日本語のアプリであれば、「extension=php_mbstring.dll」「mbstring.language = Japanese」がコメントアウトされている場合は、先頭の「;」を削除してください。「mbstring.internal_encoding」の値も適当なものに変えてください。その他、必要のある設定を行ってください。

(約1万600円)      

仮に既存WEBアプリのExe化がスムーズにいかない場合でも、どこでおかしなことになっているかデバッグしやすい機能が搭載されています。アクセスログ・エラーログの取得が可能です。

PHPファイルはExeファイル化されていますので、それだけでも十分安全だと思いますが、より強力に保護するために、PHPファイルをBCompilerで暗号化した後に、Exeファイル化します。

PHPファイルの数が多いとコンパイルに時間がかかるようになるのですが、この機能は有効にすることをお勧めします。開発時は、この機能を使わないようにして、スピーディーにコンパイルできるようにしておいて、リリース時にはこの機能を使うという方法も良かろうと思います。保障外ですが、個人的には、この機能を使ったことによる弊害(挙動の違い)は体験したことはないです。 一方、JavaScriptの圧縮も可能ですが、こちらはJavaScriptの書き方によってはエラーになるため、あまりお勧めしません。

(約1万600円)      

右クリックを禁止したり、テキストの選択を許可しないことで、ソースコードをより強力にプロテクトできます。

ボタンやリンクをクリックしたときに、ファイル選択ダイアログを開き、ユーザーが選択したファイルのパスなどをJavaScriptで取得できます。JavaScriptで取得したパスをAjaxでPHPプログラムに渡せば、PHPでファイルを加工したり、編集できます。JavaScriptとPHPの連携もAjaxを活用すれば、アプリケーションの使い勝手が飛躍的に向上します。

ファイル選択プログラムのタイトルの設定、初期フォルダーの設定、拡張子の設定など自由にできます。

(約1万600円)